食用油劣化のメカニズム
加熱前の油分子は陽性原子と陰性原子がバランスを保ち安定しています。しかし加熱すると、油面では空気中の酸素が取り込まれ、食品からは水分が油中に放出されることで陰性原子が減り、酸化と加水分解1)が促進されます。
陽性に偏り不安定化した油分子は加熱重合2)により粘度が上昇します。
粘度が増した油は熱交換率が低下し揚げる力が落ちて、揚げ上がりの質や、調理の温度・時間の効率が悪化してしまいます。また水分で油が分解され始めると、油煙・刺激臭・泡立ち等が起こります。
これらの劣化はすべて、油分子の周囲の陰性原子が急激に減少し、油分子が不安定化する事で始まります。油の劣化を防ぐには、陰性原子を補うことが重要なのです。
1)加水分解:水で遊離脂肪酸が発生し、酸化値が上昇する現象。
2)加熱重合:油の分子が結合し、大きな分子となり粘度が上がる現象。
Ecoro22を導入すると
Ecoro22は、フライヤー内に設置したプレートから強制的に多量の陰性原子を放出する事で油分子を中和・安定化させ、油分子同士の結合を抑えます。
このメカニズムにより確実に油の酸化劣化が抑えられ、さらに発生する電磁場の作用で油が活発化します。
- 揚げ時間が2~3割短縮し、油切れも良いため作業速度が向上します。
- 揚げ温度を5~10°C下げられるため、電機・ガス代の削減にも寄与します。
- カラッとジューシーに揚がり、揚げ置き後もベタツキがなくカロリーオフに仕上がります。
- 油煙・油臭・油泡が抑えられ、衣服や髪などのベトベト感や目の痛みが無くなります。
- 油が約2倍長持ちするので経費削減効果は絶大です。当然廃油も減るため環境に優しい運営が実現します。
黒ずんだ油でも、衣の色艶はいつも新油と同じ
油の色の黒さはネタの衣等のコゲなどです。Ecoro22で陰性原子を補充すると、ネタの衣がコゲ等を吸い込む前にカラッと揚げてしまい、ネタの黒色化を防ぐのです。
今までは「こりゃダメだろう?」と交換していたほど油の見た目が真っ黒でも、油本来の熱交換率を持続させるので、仕上がりはキレイなキツネ色! 多くのご愛用者様が、皆、ビックリされる効果です。
フライヤーに沈めるだけの簡単設置
Ecoro22のプレートはそのまま網の上に置いても、網の下に置いても大丈夫。お手入れも付着したゴミを落とすだけで良いのでお手軽です。使い勝手の良さがEcoro22の特徴です。
左:網の上に設置 / 右:発熱棒の下に設置
※プレートの金属部分とフライヤー内の金属部分が接触しないよう、ご留意ください
「こんなに小さい還元装置は初めて見ました!」お客様の声より
これまでの他社製品は、本体もプレートも大きく作業の邪魔に。お手入れも大変でした。 Ecoro22の本体重量は400g、サイズも14.8×10×4.9cmと、S字フックやマグネットで吊るせるコンパクトさ! フライヤーに入れるプレートはなんと16×9cm、小さいので好評です!
コンパクトでも驚きの高性能を実現!「50万円の装置と遜色ない機能」お客様の声より
従来製品の発生電位は『-2000~3000V』。当社のEcoro22はナント『-4000V』!!
安定した強力パワーでも、月々の電気代はたったの10円!!
※油中の電位がマイナス(陰性)になるほど、油分子が水分や酸素と結合して酸化劣化するのを防げます。